酵素を多く含む果物
フルーツには豊富な酵素が含まれているので、食後にデザートとして食べることは理にかなっています。

特にキウイやパイナップルには酵素が豊富に含まれるため、肉を柔らかくするために料理で使われることもあります。

リンゴは摩り下ろした状態で使うと、たっぷりと摂取できますし、ジュースやスムージーにしても摂取量を増やすことが可能です。

野菜類ではキャベツに含まれる酵素の量が豊富で、消化を良くするために使う伝統が生まれました。

トンカツに対してキャベツの千切りを添えることが多いのは、胃腸の調子を整えながら消化を助けるためです。

膨大な数の微生物が活動する発酵食品には、酵素も大量に含まれています。

良質な蒸し米に対して麹菌(コウジカビ)の種菌を付着させると、結果的には米麹が出来上がります。

これを利用して甘酒や清酒などを作る段階で、大量の酵素を生産することになるわけです。

発酵の過程では、膨大な数の酵母も活動することで、実際の量は相乗的に多くなる仕組みです。

清酒はコウジカビで醸していましたが、漬物の場合には乳酸菌も活躍して増える性質があります。

キムチや沢庵(たくあん)漬けに含まれる量も極めて多く、生の野菜とは比較できないほどに充実しています。

酵素を上手に取り入れるための食べ方

食べ物に含まれる酵素は、熱の影響を受けると失活してしまう性質を持っています

そのために、烏龍茶などの発酵食品は途中で火入れを行うわけですが、健康のために摂取したい場合には違った対策が必要です。

日本酒の場合には、火入れを行っていない生酒を選ぶようにすると失われる量を減らせます。

お酒が飲めない人でも、アルコールが入っていない甘酒から摂取できます。

キムチや糠漬けにも生きた酵素が大量に含まれているため、上手に取り入れる食べ方としては優れています。

余計の水分が減少した分だけ栄養価が増して、各種の有用菌も増えるのですから、限られた食事量で大量に摂取したい場合にも役立ちます。

火入れを行う醸造酒と同様で、漬物類も加熱すると失われる量が多くなるため、そのままの状態で食べることが大切です。

生の野菜や果物は、量が多くて全部食べられないことがありますが、液体にすれば飲みやすくなります。

味噌汁も液体から摂取するためには最適ですが、加熱すると問題が発生してしまいます。

このため、夏場を中心にする時期には、冷たい味噌汁を作ることがおすすめです。

味噌も酵素が豊富な発酵食品ですから、冷たくして利用すれば、キムチなどと同様な恩恵を受けることができます。